ICPD

国際人口開発会議

1994年に開催された、国際人口開発会議は、女性の権利の歴史においても、人口と開発分野における歴史においても、画期的な会議といえます。人口は数の問題ではなく、1人ひとりの生活の質に関する問題であることが合意されたのです。この人権に基づくアプローチは、すべての人に価値があるという考え方を基本としています。また女性のエンパワーメントはそれ自体が目的なのではなく、貧困を減らし、人口増加を安定させる一つの手段だということを明確にしました。SRH/RRは、女性のエンパワーメントの基礎となるのです。

会議では、人口統計学的な目標を達成することより、個人のニーズや権利に重点をおいた20カ年計画である「行動計画」が、参加179カ国により採択されました。そして、国際人口開発会議の提案や公約は、会議開催後5年目の見直しの際に、強化され、改訂されました。具体的な目標としては、2015年までに誰もが初等教育を受け、乳幼児と妊産婦死亡率を減らし、家族計画、助産師や産婦人科医の立会いの下で行われる出産、HIVを含む性感染症の予防などの、SRH関連のケアを必要とする人すべてに提供すること、などが含まれています。

国際人口開発会議についてはこちらをご覧ください(英語)
ICPD - International Conference on Population and Development

国際人口開発会議 行動計画についてはこちらをご覧ください(英語)                        

ICPD Beyond 2014

ICPD開催から20年の節目となる2014年、そしてMDGsの達成期限である2015年を前に、各国政府はICPD行動計画の公約を再確認しました。また国連人口基金は、カイロでの公約を遂行するために各国が達成した成果、これからの課題などを取りまとめ、さらにMDGsの進捗レビューも行っています。これらのレビュー結果を受けて、次世代への開発の新たな合意がもたらされることになります。

ICPD行動計画の包括的レビューを行った2010年の国連総会決議への対応として、国連人口基金は「ICPD beyond 2014」事務局を設置しました。当事務局では、ICPD行動計画の包括的レビューのための調整をします。このレビューの主要な結果は、国連事務総長からの行動のための提言とともに、特別報告書として、2014年の国連の人口開発会議で発表される予定です。またこの報告書、次期のグローバル開発目標についても言及する予定です。

詳しくはこちらをご覧ください
ICPD Beyond 2014