用語集(か行)

家族計画 / Family Planning

カップルまたは個人が、自発的に、子どもをいつ、何人産むのか計画すること。また、そのために出産の間隔と時期を調節するよう、意識的に努力すること。母子の健康確保や福祉の向上が基本条件となる。推進のためには、「出産年齢への配慮」、「女性の教育機会の向上」、「避妊法選択の自由」、「乳幼児死亡の削減」、「子どもの育成環境への配慮」などが重要な項目となる。

このページのTOP

家庭内暴力 / Domestic Violence (DV)

家庭内で、家族に対して振るわれる暴力の総称。配偶者・恋人による暴力を含め、ジェンダーに基づく暴力がその大半を占める。

このページのTOP

合計特殊出生率 / Total Fertility Rate (TFR)

1人の女性が生涯に産む子どもの平均数。国連経済社会局人口部では、15歳から49歳の年齢階級別に女性1人あたりの平均的出産数を算出し、それぞれの女性が出産可能年齢の生涯において、その平均的出産率で子どもを産むと仮定した場合の、女性の生涯における子ども数として計算。厚生労働省によると、2012年の日本の合計特殊出生率は1.41。国連経済社会局によると、2005‐2010年、世界では2.53、日本では1.34とされる。静止人口(増減のない人口)を保障する合計特殊出生率(人口置換水準)は、統計学的に国や地域における死亡率に関係するため、それぞれ異なる。途上国では先進国と比較して死亡率が高いことから、人口置換水準も全体として高くなる傾向がある。

このページのTOP

高齢化 / Ageing

ある社会(国や地域)の人口において高齢者(国連は60歳以上と規定)人口が相対的に増加すること。

このページのTOP

抗レトロウイルス剤 / Antiretrovial Therapy

HIV感染症治療では、世界的に、抗ウイルス薬を3~4剤組み合わせて併用する抗レトロウイルス療法(Anti-Retroviral Therapy, ART)が主流になっている。しかし、この療法もエイズを完全に治療するものではなく、服用することによって、エイズの発病を遅らせることができるという効果に限られている。抗レトロウイルス剤は健康な出産においても大変重要で、妊娠中の女性が服用することによって、HIVの母子感染率が半減するといわれている。

このページのTOP

国際人口移動 / International Migration

経済活動のグローバリゼーションと、それに伴う労働移動のために国境を越えて行われる人口移動。自発的に行われる場合も強制される場合もあり,国連人口基金は単なる国際移住よりも広い概念でとらえている。したがって,仕事,家族の呼び寄せ,結婚等を目的とする移住,移動のみならず,女性の人身売買,難民,亡命という移動も含まれる。

このページのTOP

国際人口開発会議 / International Conference on Population and Development (ICPD)

1994年、エジプトのカイロで開催された国際会議で、179カ国の代表が出席した。性と生殖に関する健康/権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)の向上が今後の人口政策の大きな柱となるべきことが合意された。このため、人口政策の焦点がそれまでの国レベル(マクロ)から個人レベル(ミクロ)、中でも特に女性に大きくシフトした。また、人口問題と開発問題が密接に関連し、相互に影響しあうという考え方が国際的な共通認識となった。これを受けて、国連の経済社会理事会の人口委員会も、人口開発委員会と名称を改めた。20年間の「行動計画」を採択し、各国はこの行動計画に沿って人口問題対策を進める。開催地の名をとって、「カイロ会議」とも呼ばれる。

このページのTOP

国勢調査 / Census

国の人口をある一時点でとらえた断面調査。性別、年齢、世帯、就業状況、住居状況等の人口に関する属性も調査される。調査から得られる各種統計は、行政施策を立案するための基礎資料として用いられるほか、保健統計では分母として用いられる。

このページのTOP

国連エイズ合同計画 / Joint United Nations Programme on HIV/AIDS (UNAIDS)

世界的なHIV/エイズへの対応のため、1996年に10の国連組織(国連人口基金、国連難民高等弁務官事務所、ユニセフ、国連世界食糧計画、国連開発計画、国連薬物犯罪事務所、国際労働機関、国際連合教育科学文化機関、世界保健機関、世界銀行)がまとまって作った機関。ジュネーブに拠点を置いて世界中の75カ国以上で活動している。

このページのTOP

Last updated: 2014-08-08