用語集(な行)

乳児死亡率 / Infant Mortality Rate

年間の出生数1,000人当たりの生後12カ月未満の乳児の死亡数を表す。乳児の健康状態は、その国・地域の衛生状態に関係するため、健康水準の国際比較の指標として重視されている。1990年と2012年のデータを比較すると、先進国では12から5へ低下しているに対し、開発途上国では69から35と低下しつつあるが、まだ高い数値である。

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乳幼児死亡率 / Child Mortality Rate / Under-Five Mortality Rate

年間の出生数1,000人当たりの生後5年未満の乳幼児死亡数を表す。2012年度のデータによると、先進国の乳幼児死亡率は6だが、開発途上国の死亡率は53と大幅に違う。1990年の死亡率99からは改善しつつあるが、ミレニアム開発目標としている33を2015年までに達成しなければならない。

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妊産婦死亡率 / Maternal Mortality Ratio/Maternal Mortality Rate (MMR)

妊娠中または分娩後42日以内の母体の死亡率のこと。以下の二通りの表し方がある。
Maternal Mortality Ratio: 年間の出産数10万人に対する妊産婦死亡数で示される。
Maternal Mortality Rate: 年間の出産可能年齢(15歳から49歳)の女性10万人に対する妊産婦死亡数で示される。
先進国では両方の死亡率を表すことが可能だが、開発途上国では正確な出産可能年齢の女性数を得ることが困難なため、Rateを取ることが難しい。よって、「世界人口白書」では妊産婦死亡率をRatioで表し、一般的に全世界の妊産婦死亡率を比較する場合もRatioを使う。2013年の先進国においてのMaternal Mortality Ratioは16。これに対し、同年の開発途上国においてのMaternal Mortality Ratioは230。1990年の430から低下しつつあり、この1990年の死亡率から2015年までに妊産婦死亡率を4分の1に消減するというミレニアム開発目標に向けて、国連人口基金は取り組み続けている。開発途上国における妊産婦死亡の原因としては、若年妊娠、妊娠中の母体保護の欠如、早産、多産、専門技能者の立ち会いではなく伝統的産婆や家族の介助による出産、医療機関や医療関係者の不足や緊急時の搬送手段の不足、異常時の対応の遅れなどが関係している。

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妊産婦の健康を守るイニシアティブ / Safe Motherhood Initiative

妊娠・出産が原因で死亡する女性を救うための世界的な活動。1987年に国連人口基金、世界保健機関、世界銀行などの国際機関をはじめ、母子保健の分野で活動する国際的NGOなどが共同で開始した。

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望まない妊娠 / Unintended Pregnancy

個人またはカップルが希望し意図したものではない妊娠。性的暴行や避妊が適切に行われなかった結果としての妊娠を含む。

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Last updated: 2014-08-08