プレスリリース 2008年5月

TICADニュース Vol.4 [東京事務所 発行]

シンポジウム「アフリカの開発と女子教育―就学率の向上を目指して」
開催のお知らせ

2008年5月2日

来たる5月27日(火)、横浜の「はまぎんホール」において、「アフリカの開発と女子教育―就学率の向上を目指して」と題するシンポジウムが開催されます。基調講演者にリベリアのジョンソン=サーリーフ大統領を迎え、また、国連人口基金事務局長トラヤ・A・オベイドもパネリストとして参加し、女性と女児に焦点を当てながら、開発・人口問題に取り組むうえでの教育の重要性についてお話しする予定です。

このシンポジウムは、TICAD IVに合わせて開催されるもので、アフリカにおける女子の就学及び修学を阻んでいる要因を分析し、国連ミレニアム開発目標(MDGs)に沿って、教育を受けられるための環境づくり、教育の質の向上、女性のエンパワーメントの重要性について議論し、問題解決の方策を模索することを目的としています。

■開催日時:2008年5月27日(火) 14:00-17:30

■会場:はまぎんホール ヴィアマーレ
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-1-1(低層棟1階)

■申込方法:参加を希望される方は、5月20日(火)までに、参加申込用紙または往復ハガキに以下の項目を記入の上、以下の送付先にE-mail、FAXまたは郵送にてお申し込み下さい(定員250名)。入場は無料ですが、ご入場の際には、シンポジウム事務局から送付される参加票及び免許証等、本人確認ができるものが必要となります。なお、応募者多数の場合は抽選を行い、参加票の送付をもって参加登録完了の確認となりますので、あらかじめご了承ください。
(1)申込日
(2)氏名(フリガナ)
(3)性別
(4)年齢
(5)勤務先(所属団体)
(6)連絡先(住所、電話番号/FAX番号/e-mailアドレス)
(7)託児希望の場合は、託児対象者の人数・性別・年齢

【申込先】
〒240-8501 神奈川県横浜市保土ヶ谷区常盤台79-1
横浜国立大学総務部学術・国際課アフリカ女子教育シンポジウム事務局
TEL:045-339-3036
FAX:045-339-3039
Eメール::ticad@ynu.ac.jp

シンポジウムに関するお問い合わせ

横浜国立大学総務部学術・国際課 アフリカ女子教育シンポジウム事務局
TEL:045-339-3036
FAX:045-339-3039
Eメール:ticad@ynu.ac.jp

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国連人口基金がミャンマーのサイクロン避難女性・少女支援のために300万ドルを要請

2008年5月9日
ニューヨーク、国連

国連人口基金(UNFPA)は、ミャンマーのエヤワディ、ヤンゴン地域におけるサイクロン被災者、特に女性・少女に対しての緊急人道支援を行うため、300万ドルを要請する。

この要請額は、本日付けで国連が国際社会に向けて発表した緊急合同アピールの一部として算出されている。サイクロンに住まいを追われた何万人もの妊婦が救命援助を緊急に必要としている。国連人口基金は人道支援を行うパートナーと協力し、衛生出産キットなどの緊急リプロダクティブ・ヘルス物資を被災者のために調達している。

サイクロン「ナルギス」のような災害により、出産を控えた妊婦や胎児は突然医療サポートを受けられなくなるため、トラウマ、栄養失調、疾病のために、危険にさらされることになる。サイクロンで甚大な被害をうけたとされる150万人のうち、5人に1人の出産適齢期の女性が妊娠中、うち15%の女性が出産時に合併症を患うと推定されている。

国連と非政府機関が協力し合い、避難民の食糧、飲料水、衛生管理、避難施設、及び健康のニーズの調査を進めている。国連人口基金は、サイクロン被災地援助のための国際的協力体制の一環として、安全な出産に必要な物資を輸送する。例えば、清潔なカミソリ、へその緒を切って縛るための紐、ビニールシート、せっけん、新生児の体温を保持するための毛布が入ったセットなどである。これら一式があるだけで新生児の命が守られ、医療施設に行けずに出産を迎える母親たちの命を脅かす分娩後感染が予防できるとされる。

また、点滴、抗生物質、痛み止め、注射器、無菌手袋、小型消毒機など、合併症を伴う妊産婦のケアをするヘルス・ワーカーが使用する医薬品や器具も輸送される予定だ。

当会議は、第118回列国議会同盟会議の会期中に開催され、世界中から1000人以上の参加者が4月13-18日ケープタウンに集う。両会議では、妊産婦・新生児・子どもの健康への投資を促すための活発な議論がなされ、具体的な活動についての提案がなされることが期待される。

本日の緊急アピールで発表された緊急プロジェクトにおいて、国連人口基金は、主要国連機関や現地・国際的パートナーと共に以下の活動を行うとしている。

●保健省や他の保健機関を支援し、避難民そして受入れ地域でより多くの人々が保健医療サービスを享受できるようにする。
●妊産婦のための出産や緊急産科ケア、安全な血液供給、家族計画などの緊急リプロダクティブ・ヘルス支援を行う。
●避難民の間の性的暴力やジェンダーに基づく暴力の発生の予防および対応策をとる。
●衛生必需品を提供し、避難民となった女性、少女、少年、男性の個人衛生と尊厳を守る。

国連人口基金は、その他にもマーシー・マレーシア(Mercy Malaysia)などのパートナーと協働で活動し、現場で求められている活動に対応している。また、ミャンマー赤十字社と協力し、包括的なサービスが提供できる条件が整うまで、最も基礎的なリプロダクティブ・ヘルスのニーズを満たすサービスを確立するよう取り組んでいる。

問い合わせ先

Omar Gharzeddine
電話:+1 212 297 5028
Eメール:gharzeddine@unfpa.org

William A. Ryan
電話:+66 89 897 6984
Eメール:ryanw@unfpa.org

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TICADニュース Vol.5 [東京事務所 発行]

「ラン・フォー・アフリカ」に有森裕子親善大使率いる「チームOne UN」出場!

2008年5月9日

前号でご案内したとおり、来たる5月24日(土)、横浜日産スタジアムにおいて、アフリカ2008キャンペーン企画「ラン・フォー・アフリカ」が開催されます。このイベントは、TICAD IVの開催に合わせて、「TICAD市民社会フォーラム」の主催で開催されるもので、国連人口基金東京事務所を始めとする国連機関も後援しています。

このイベントに際し、当日のレースに参加することになっている国連人口基金の有森裕子親善大使の呼びかけで、組織の枠を超えて「チームOne UN」を結成することとなりました。約40名の各国連機関のスタッフとサポーターたちが一丸となりレースに参加することによって、現在アフリカが直面している様々な問題に対する社会の関心を高め、問題解決の必要性を訴えることができればと考えています。

一般参加者の事前申込みは5月16日(金)で終了しますが、5月17~18日の「アフリカン・フェスタ>」(於:横浜赤レンガ)に出展する「TICAD市民社会フォーラム」と「ほっとけない世界のまずしさ」のブースでも受付をすることが可能です。また、当日受付も可能ですので、締め切りに間に合わなかった皆さんも是非奮ってご参加ください。

参加者の皆さんには、男子マラソン世界記録保持者ゲブラセラシエ氏のサイン入り特製Tシャツとホワイトバンドが参加賞として贈られます。また、小学生部門の参加者には、アフリカ支援の音楽イベント「Take Action 2008! MISIA Africa Benefit Live Yokohama」を企画している歌手MISIAのオリジナルグッズと「ほっとけない世界のまずしさ」の絵本が贈られます。

皆さんのご参加をお待ちしております。

アフリカ2008キャンペーン企画「ラン・フォー・アフリカ」

■開催日
2008年5月24日(土)
一般部門:午前10時スタート(午前8時受付開始)
小学生部門:午後12時30分スタート(午前11時受付開始)

■会場
横浜日産スタジアム
〒222-0036 横浜市港北区小机町3300

■部門
小学生部門(10名1チーム)
一般部門(中学生以上。1チーム2~20名まで)
※未成年のみの参加の場合、当日会場で成人保護者代表1名の付き添い、誓約書記入が必要となります。

■コース
日産スタジアム周回1.5キロコース(トラック~外周)

■参加費
小学生部門 1チーム1万円
一般部門  1人3,000円(当日参加費:4,000円)
※参加費の一部は、国際陸上競技連盟アフリカ地域普及センターに寄付されます。
※参加費にはスポーツ障害保険が含まれています。

■受付締め切り
5月16日(金)※5月17~18日のアフリカンフェスタ(於:横浜赤レンガ)でも、「TICAD市民社会フォーラム」と「ほっとけない世界のまずしさのブース」で、事前受付を行う予定(先着100名までその場でTシャツを渡します)※当日受け付けあり。

■申込方法
(1)一般部門:こちらからお申し込み下さい。
(2)小学生部門:以下の必要事項を記入の上、FAX(03-5259-7405)またはHPにてお申し込ください([a]保護者のサイン、[b]氏名、[c]住所、[d]連絡先、[e]メールアドレス(携帯不可)、[f]選手全員の名前(漢字、フリガナ)、[g]生年月日、[h]性別、[j]Tシャツサイズ、 [i]チーム名)
電話によるお問い合わせ:03-5259-7406

アフリカ2008キャンペーンに関する詳細・お問い合わせ

アフリカ2008キャンペーン事務局 (担当:長島)
TEL:050-5532-7910
FAX:03-5286-8261
※上のIP電話がつながりにくい場合、03-5286-8261にまでご連絡ください。
E-mail:run@africa2008.jp

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四川大地震の被災地で妊産婦の安全な出産のための物資調達に取り組む

2008年5月21日
バンコク/ニューヨーク

国連人口基金(UNFPA)は、四川大地震で甚大な被害をこうむった被災者の命を守るためのリプロダクティブ・ヘルス物資の調達を行っている。

妊婦が安全に出産し、必要に応じて適切な緊急産科ケアを確実に受けられるようにするため、国連人口基金は55万米ドルを拠出し、加えて国連緊急援助基金から11万4千米ドルを確保した。

中国政府は国連人口基金による援助の受入れを決め、基本的な保健サービスを提供する医療施設用の衛生出産キットや、帝王切開や輸血の際に必要とされる病院設備などのリプロダクティブ・ヘルス物資の調達を国連人口基金に要請した。国連人口基金は、避難民への基礎衛生キット支給や、緊急に必要とされる避難所設置のための資金などの支援を行っている。

中国当局によると、地震による被災者の数は推定570万人にのぼり、その大半が1年近く避難所生活を強いられると予想される。そのような状況下におかれる避難民女性は、出産に際し通常より格段に高いリスクを負うことになる。

他の国連機関も、保健、避難所、飲み水、衛生物資などの分野で調整をしながら被災地に対して援助を行っている。

問い合わせ先

William A. Ryan
電話:+66 89 897 6984
Eメール:ryanw@unfpa.org

Omar Gharzeddine
電話:+1(212) 297-5028
Eメール:gharzeddine@unfpa.org
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TICAD IVに参加するリーダー達に、アフリカにおける妊産婦死亡と貧困削減への更なる緊急対応策を求める

2008年5月26日
東京

国連人口基金(UNFPA)は第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)に参加するリーダー達に対し、妊産婦死亡の削減および女性の権利の推進のための迅速な行動に取り組み、アフリカの貧困削減を加速化させるよう求める。TICAD IVは5月28~30日に横浜で開催される。

国連人口基金事務局長トラヤ・A・オベイドは、アフリカが貧困から抜け出し、またミレニアム開発目標を達成するためには、国際社会が総力を結集し、女性の命、健康、権利を守り、かつ実現する必要があると警告し、緊急に対応する必要性を訴えた。

「女性への投資は、家族、地域社会、そして国にとって、非常に有益です。なぜなら、女性が健康で、教育を受けられ、彼女たちの社会的な地位と能力が向上してこそ、自分たちの家族や国を貧困の根底から脱却させ、開発の軌道に乗せることができるからです。」

また事務局長は、日本の政府開発援助(ODA)を2012年までに2000億円に倍増するという福田首相の声明を高く評価すると共に、より多くのODAが妊産婦の健康の推進に充てられるよう希望すると述べ、さらに「今回の日本政府の動きは歓迎すべき大きな一歩です。ほかの国々が日本の例に倣って行動をおこすよう求めます」と、コメントした。

TICAD IVは、日本政府と国連機関(国連開発計画、アフリカ特別調整室)および世界銀行との共催で開催され、アフリカ各国政府の元首、国際機関の首脳陣を招聘し、アフリカの経済成長の加速化、人間の安全保障の確立、気候変動問題への取組みを促進するための具体的な対策が議論される。

TICADは5年おきに開催される首脳レベルの国際会議。第4回となる今回の会議では横浜宣言と行動計画が採択されることになっており、その後7月のG8北海道洞爺湖サミットの議題に採り上げられる予定である。

国連人口基金は、TICADを通じた日本のアフリカ支援をより包括的なものとするために、女性や若者の教育とエンパワーメント(個人や組織の能力強化)、およびリプロダクティブ・ヘルス・サービス(性と生殖に関する健康のためのサービス)を誰もが享受できるような取組みに対し、より多くの支援をするよう要請する。

「一方、国連人口基金はパートナーと協働し、妊産婦の健康の改善、リプロダクティブ・ヘルス・サービスの推進、そして女性のエンパワーメントへの取組みを強化して参りましたし、今後も活動の中心に据えていきます。より強力な政治的意思や協力体制、資金援助があれば、確実に女性と女児の社会的地位を向上できます。彼女たちが自らの可能性を最大限に発揮することができれば、アフリカの経済成長と開発の原動力となり、それは彼女たちの家族一人ひとりを助けることができるのです。」

問い合せ先

William A Ryan
横浜、TICAD会議場(5月26日~30日)
日本滞在中の連絡先:090 1620 8365
Eメール:ryanw@unfpa.org

上野 ふよう
国連人口基金東京事務所
電話:03 5467 4684
Eメール:ueno@unfpa.or.jp

関連イベント

5月24日 ラン・フォー・アフリカ
5月27日 シンポジウム「アフリカの開発と女子教育-就学率の向上を目指して」
5月28日 昭和女子大学 女性教養講座

関連情報
TICADニュース Vol.5:
「ラン・フォー・アフリカ」に有森裕子親善大使率いる「チームOne UN」出場!

TICADニュース Vol.4:
シンポジウム「アフリカの開発と女子教育―就学率の向上を目指して」開催のお知らせ

TICADニュース Vol.3:
アフリカ2008キャンペーン企画 「ラン・フォー・アフリカ」のご案内

TICADニュース Vol.2:
昭和女子大学 女性教養講座「アフリカにおける開発とジェンダー」

TICADニュース Vol.1:
TICADとは/国連人口基金の取り組み/TICADと野口英世アフリカ賞

英文は
こちら

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TICAD IV - アフリカ開発における保健医療システムの向上と妊産婦の健康の改善の重要性を確認

2008年5月30日
横浜

本日、第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)が閉幕し、40以上の国々から参加した各国の首脳らは、保健医療システムの向上、母子保健の推進、およびエイズやその他の感染症予防への効果的な取組みが、アフリカ開発の重要な鍵であると合意した。

日本政府の主催で3日間にわたり開催された当会議には、86カ国の代表ならびに多数の国際機関が参加した。閉会式で採択された「TICAD IV 横浜行動計画」では、これらの保健分野の最優先課題が強調されている。

「元気なアフリカを目指して:希望と機会の大陸」というテーマのもと、同会議では、経済成長の加速化、ミレニアム開発目標(MDGs)の達成、平和の定着・民主化、環境・気候変動問題への対策が模索された。これらの課題に取組むため、「横浜宣言」と「TICAD IV 横浜行動計画」が採択された。

国連人口基金(UNFPA)は、会期中、リプロダクティブ・ヘルスに対して注目がなされたことを、心強く感じている。

福田首相は、TICAD IV開会に寄せての基調演説で、2012年までに日本のアフリカ向け二国間政府開発援助(ODA)を倍増し、アフリカの保健医療分野に従事する人材を10 万人育成するほか、世界エイズ・結核・マラリア対策基金への拠出を増加すると明言した。また首相は、人口問題がアフリカ開発において重要な課題だとし、母子保健を改善するための支援を約束した。

アーシャ=ローズ・ミギロ国連副事務総長は全体会合の中で、2015年までのミレニアム開発目標(MDGs)達成に関しては、「アフリカは後れを取っている」と述べた。ミギロ副事務総長は、国際開発パートナーによるMDGsアフリカ運営委員会が、農業、教育、保健医療システム、子供の生存、交通およびエネルギー、そして水と衛生面の確保、さらにブロードバンド接続普及への投資の必要性を指摘したと報告した。

記者会見では、これらの提言をさらに発展させ、MDGsの5番目の目標「妊産婦の健康の改善」に関連する妊産婦の死亡率の削減について、特に取り組むべき課題として言及し、「妊産婦死亡率を削減することは、全ての目標を達成させるための中核を担っています」と述べた。

国連人口基金事務局長トラヤ・A・オベイドは、分科会「人間の安全保障の確立:MDGs達成」に参加したリーダー達に対し、以下のように訴えた。「全ての MDGsの中で、目標5『妊産婦の健康の改善』に対する資金が最も少なく、そして最も達成が危ぶまれています。そしてその犠牲となっているのはアフリカの女性とその家族の命なのです。女性の健康を、政治ならびに開発分野における最優先事項にするべきです。」

2006年に採択されたリプロダクティブ・ヘルス/ライツに関する「マプト行動計画」に言及し、「横浜行動計画」では、リプロダクティブ・ヘルス・サービスへのアクセスを全ての人が享受できるようにすること、またアフリカの女性が熟練した保健医療従事者の立会いのもとで出産をする割合を5年間のうちに 75%まで引き上げるとしている。現在アフリカでは、助産師立会いのもとでの出産件数は半数にも達していない。

「横浜行動計画」採択後、事務局長は、「アフリカのリーダー達と開発分野のパートナーは、女性への投資そしてリプロダクティブ・ヘルス分野への投資がアフリカの開発を成功に導くための不可欠要素であることを既に認識しています。国連人口基金は、それを実行に移すために支援活動をしていきます」と述べた。

日本政府と国連アフリカ特別顧問室、国連開発計画、世界銀行により開催されたTICAD IVは、アジアーアフリカ貿易、投資、技術協力を強化するために、アフリカとその開発パートナーの政治的対話を15年継続してきた。

さらに今回のTICADでは、保健、教育、農業と食糧安全保障、インフラ整備、貿易の円滑化、および国の統計処理技術などの分野への投資の規模拡大を促進し、開発援助の予見可能性を高め、そしてMDGsを達成するためのアフリカ諸国の取組みを推進するための協力体制を構築するための議論がなされた。

問い合わせ

William A Ryan
横浜、TICAD会議場(5月26日~30日)
日本滞在中の連絡先:090 1620 8365
Eメール:ryanw@unfpa.org

Rosemary Musumba
アメリカ、ニューヨーク
電話:+1 212 297 5021
Eメール:
musumba@unfpa.org

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TICADニュース Vol.6 [東京事務所 発行]

シンポジウム報告:「アフリカの開発と女子教育―就学率の向上を目指して」

2008年5月30日

既にお知らせしましたように、5月27日、横浜の「はまぎんホール」において、国際シンポジウム「アフリカの開発と女子教育―就学率の向上を目指して」が、文部科学省と横浜国立大学の主催で開催されました。会場は400名を超える参加者で埋め尽くされ、アフリカの女子教育問題に対する関心と熱意がうかがわれました。

冒頭に基調講演を行ったリベリアのエレン・ジョンソン=サーリーフ大統領は、アフリカの教育現場に依然として存在する男女格差、それを取り巻く要因について説明を行った後、問題解決の必要性について強く訴えました。これに続いて基調講演を行った日本赤十字日本赤十字九州国際看護大学の喜多悦子学長は、ご自身の経歴や日本の例を紹介しつつ、女性の識字率と乳児死亡率との関係などに触れ、アフリカにおける教育の改善策についてユニークな提言をなされました。

国連人口基金の事務局長トラヤ・A・オベイドは、教育以外の分野の専門家として、基調講演に続いて行われたパネル・ディスカッションに参加し、人口と開発の観点から教育の重要性を訴えました。事務局長は、教育、とくに中等教育が女性のエンパワーメントにつながるという点を強調し、サウジアラビア出身という自らの経験に基づき、伝統的社会における教育の重要性についても指摘しました。また、国連人口基金が推進しているライフスキル教育についても触れ、将来社会に貢献できる若者の育成が重要であるという点を強調しました。

最後に、会場に集まった一般参加者から多くの意見や質問がなされ、ステージ上のパネリストらと活発な意見交換が行われました。事務局長も、最後にミレニアム開発目標に触れつつ、「女性と子供がこれ以上死の危機に脅かされることがないように、保健医療の問題には、常にリプロダクティブ・ヘルスの視点を忘れてはなりません」と述べ、リプロダクティブ・ヘルスに関する教育の重要性を訴えました。

このシンポジウムについては、今後、読売新聞に記事が掲載されるほか、概要が文部科学省または横浜国立大学のウェブサイトに掲載される予定です。

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