プレスリリース2011年8月

8月3日   アフリカ東部での危機により、家族計画の必要性が浮き彫りに

2011年8月3日
セネガル、ダカール

国連人口基金(UNFPA)事務局長は、「”アフリカの角”と呼ばれるアフリカ大陸東端のソマリア全域とエチオピアの一部などを占める半島での食糧危機により、今後のさらなる被害を防ぐためにも、世界の貧困者層に対し家族計画に関連したサービスや情報を提供する必要性が増加しています」と述べている。

国連は、370万人が飢餓に瀕しているソマリア南部と、現在1,200万人を超える人々が緊急援助を必要としているケニア北部、ジブチ、エチオピアなどを含む地域全体の、二つの地域で飢饉が進行していると発表した。

1974年の大干ばつの発生以後、定期的な食糧不足と高い乳児死亡率にもかかわらず、この地域には避妊薬(具)の使用が普及していないためと、伝統的に大家族を持つ慣習のため、人口は以前の二倍以上に増加している。

国連人口基金事務局長 ババトゥンデ・オショティメインは、今回の食糧危機の根本的な原因は最近起こった干ばつだと強調しながら、「人々の生活を守ることが非常に困難な地域の状況が、この危機によりさらに困窮を極めています」と述べている。
事務局長はさらに、ロイター通信の電話取材に応じ「食糧生産を向上させる事が必要です。そして、国連加盟国と共に、特に若い少女たちが、性教育を含む教育を受け、保健サービス、家族計画を含むリプロダクティブ・ヘルスサービスを受けられるように連携する事が必要です」と述べた。

また、国連人口基金は、個人やカップルの自由な意思のもとに行われる家族計画を推進していることを強調し、「家族計画の目的は、女性が子どもを欲しいと思ったときに産み、育てる事が出来る子どもの人数を選べる事です」と述べている。