活動カレンダー2013年11月

11月28日 中央大学講義

中央大学の学生に対し、「人口問題とNGO・NPOとのパートナーシップ」という題で所長の佐崎が講演を行いました。
講義では、長期的・戦略的ジェンダー課題としてジェンダー平等実現に向けた課題を説明しました。また、国連人口基金とNGO・NPOとの国内外での連携についても触れ、例として、ニカラグアやニジェールでの活動を紹介し、途上国の現状や課題を解説しました。
講義後の質疑応答では、NGO・NPOの活動について関心の強い学生とともに、活発な議論が交わされ、有意義な議論の場となりました。

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11月27日『デザートフラワー』特別上映会&トークセッション

11月25日の「女性に対する暴力撤廃の国際デー」から12月10日の「世界人権デー」までの16日間は、「性差別による暴力廃絶活動の16日間」というキャンペーン期間です。このキャンペーンの一環として、11月27日、女性・少女の暴力撤廃に取り組む3つの在京国連機関、国連広報センター(UNIC)、国連人口基金(UNFPA)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)による共催で、映画『デザートフラワー』の特別上映会とトークセッションを開催しました。
日 時: 2013年11月27日(水) 開場18:45 開始19:00
場 所: 国連大学本部ビル2階レセプション・ホール
主 催: 国連広報センター(UNIC)
共 催: 国連人口基金(UNFPA)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)
プログラム:
-主催者あいさつ 国連広報センター 根本かおる所長
-映画『デザートフラワー』上映
-トーク・セッション
国連人口基金(UNFPA)東京事務所 佐崎淳子所長
国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所 小尾尚子副代表
モデレーター 国連広報センター 根本かおる所

映画『デザートフラワー』あらすじ:
13歳のソマリア人少女ワリスは政略結婚から逃げ、ロンドンで在英ソマリア大使館のメイドとして身を潜める。祖国の内戦によって大使館が閉鎖した後、著名な写真家にスカウトされ国際的なモデルとして成功を収めるが、やがてキャリアを手放し、自らが被害者である女性性器切除(Female Genital Mutilation=FGM)と戦う決心をする。
監督:シェリー・ホーマン  ドイツ、オーストリア、フランス / 2009 / 127分
映画公式ウェブサイトhttp://www.espace-sarou.co.jp/desert/index_B.html

本イベントではまず初めに、UNIC根本かおる所長の挨拶で始まり、「女性に対する暴力撤廃の国際デー」に向けた潘基文国連事務総長からのメッセージが代読され、そのなかでは「女性と少女への暴力を終わらせるためにわれわれは団結しなければならない」と強調されました。
その後、映画『デザートフラワー』が上映されました。
上映後には、UNICの根本所長がモデレーターとなり、UNFPA東京事務所長の佐崎とUNHCR駐日事務所の小尾尚子副代表がトークセッションを行いました。
佐崎は、映画の中で取り上げられていたFGMの世界的な規模や現状、児童婚の問題、またそれに向けた1980年代からの国連人口基金の取り組みとその成果について説明をし、世界的にこれらの問題が認知されるようになってきていることや、徐々にではあるがFGMを受ける女性の数が減ってきていることをお話しました。
次に、UNHCR小尾副代表からは、FGMを理由に毎年20,000人の女性から難民申請があるということについて説明があり、当事者の女性から話を聞くことや彼女たちが直面している問題を把握することが難しいという指摘がありました。さらに、こうした問題を克服するためには、参加型の対話が重要であることや、周囲の男性の意識改革も不可欠であると述べました。男性の意識改革については、佐崎からもニジェールで実施されている「夫の学校」事業について紹介がありました。
トークセッション後の質疑応答では、貧困を理由とした児童婚の問題に国連機関がどのような取り組みをしているのかや、映画の主人公ワリスのようにFGMを受けた女性に対してどのような精神面でのサポートをしているのか、またFGMや児童婚といったジェンダーに基づく暴力という問題に対して私達に今何ができるのかという質問がありました。
トークセッション終了後も、会場ではスピーカーに対し質問をするために残る参加者も多く、盛況のうちに本イベントは終了しました。

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11月26日ユニセフ講座講演

公益財団法人日本ユニセフ協会主催の「第13回 国際協力講座」に、所長の佐崎が講師として招かれ、「世界の人口問題―リプロダクティブ・ヘルス/ライツの推進」という題で講演を行いました。
講義では、主に妊産婦死亡率や児童婚について触れ、アフガニスタンやイエメンの少女の例を挙げながら児童婚の現状・課題を解説するとともに、ミャンマーにおけるリプロダクティブ・ヘルス向上を目指したプロジェクトの事例を紹介し、若者のリプロダクティブ・ヘルス強化の重要性を説明しました。

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11月22日大阪大学講演

大阪大学で、「国際機関で働くこと」という題で所長の佐崎が講演を行いました。
講演では、妊産婦死亡や児童婚の問題とそれに向けた国連人口基金の取り組みについて、また所長が過去に赴任していたネパール・中国・ニカラグアの各国におけるリプロダクティブ・ヘルスの現状について話をしました。
講演後は、大阪大学大学院人間科学研究科の講師で、以前UNDP(国連開発計画)でも勤務されていた前川美湖先生と、国際機関で働く中で印象に残っていること、良かったと思っていること、感じた難しさについて対談しました。
講演後の質疑応答では、将来国際機関で働きたいと考えているが、学生時代の今何をするべきか?や高齢化が進む日本の社会についてどう考えるか?などの質問が寄せられ、意識の高い学生と共に有意義な意見交換を行いました。

活動カレンダー2013年11月(17)

                        講演中の所長                                 講演の様子


活動カレンダー2013年11月(19)

                           学生の様子                                   講演会場               


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11月18-19日 国連人口基金 事務局長・事務局次長 来日

「人口と高齢化に関する国際国会議員会議-経済的に活力のある健康長寿社会の実現を目指して- 」に参加するため、国連人口基金事務局長ババトゥンデ・オショティメインが事務局次長アンネ・ビルギッテ アルブレクトセンとともに来日しました。事務局長にとっては、今年二回目、事務局次長は就任して初めての訪日となりました。

活動カレンダー2013年11月(10)

  • 左:会議場の様子(写真提供:APDA)
  • 中:福田康夫 元内閣総理大臣(写真提供:APDA)
  • 右:田村憲久 厚生労働大臣(写真提供:APDA)

同会議の開会式では福田康夫元内閣総理大臣、田村憲久厚生労働大臣、岸田文雄外務大臣、林芳正‎農林水産大臣のご挨拶があり、阿部俊子前外務政務官が司会進行を務められました。その後、事務局長が基調講演を行い、「若者と高齢者の社会参加の重要性」を訴えました。続いて行われたセッション1「世界の高齢化の諸相-人口動態とその意義-」では、事務局次長がモデレーターを務めました。また、事務局長と事務次長は武見敬三参議院議員とタイ王国のキリナ・スマウォング議員と共に記者会見を行い、世界の高齢化に向けたビジョンとミッションについて話しました。

活動カレンダー2013年11月(11)

  • 左:谷垣禎一 法務大臣・JPFP会長(写真提供:APDA)
  • 中:武見敬三 参議院議員・AFPPD議長(写真提供:APDA)
  • 右:UNFPA事務局次長 アンネ・ビルギッテ アルブレクトセン
活動カレンダー2013年11月(12)

  • 左:阿藤誠 国立社会保障・人口問題研究所名誉所長(写真提供:APDA)
  • 中:UNFPA事務局長 ババトゥンデ・オショティメイン(写真提供:JOICFP)
  • 右:記者会見後の様子

またこの会議出席の他にも訪日中には、木原誠二外務大臣政務官、梅田邦夫外務省国際協力局長, 田村憲久厚生労働大臣、林芳正‎農林水産大臣、JICA植澤利次理事を表敬訪問しました。

活動カレンダー2013年11月(13)

  • 左:木原誠二 外務大臣政務官(右) と UNFPA事務局長 ババトゥンデ・オショティメイン(左)
  • 中:梅田邦夫 外務省国際協力局長(右) 表敬訪問の様子
  • 右:林芳正 農林水産大臣(右) と UNFPA事務局長 ババトゥンデ・オショティメイン(左)

事務局次長は、パートナーNGOの方々と「ICPD beyond 2014」と「ポスト2015年開発目標」について今後どのように戦略的に協働していくかについて意見交換をしました。さらに前日に続いて、「人口と高齢化に関する国際国会議員会議」に出席し、閉会式でのスピーチでは、会議関係者に感謝の意を表すとともに、急速に進む高齢化に対し、今後日本がどのように対応していくのかを世界中が注目していると話しました。

その他にも、武見敬三参議院議員・AFPPD議長、ラモン・パスカァルAFPPD理事、マンモハン・シャルマーIAPPD幹事、楠本修APDA常務理事・事務局長と、UNFPAからは事務局長、事務局次長、アジア・太平洋地域事務所長の堀部伸子、東京事務所長の佐崎淳子が出席し、人口問題やリプロダクティブ・ヘルス、「ICPD beyond 2014」、「ポスト2015年開発目標」に関し、国会議員活動をより推進していくための戦略について協議しました。

活動カレンダー2013年11月(16)

  • 左:JICA 植澤利次理事(右) 表敬訪問の様子
  • 中:UNFPA事務局次長 アンネ・ビルギッテ アルブレクトセン(右)、アジア・太平洋地域事務所長 堀部伸子(中央)
  • 右:飯田慎一 外務省国際協力局地球規模課題総括課長(右) と UNFPA事務局長 ババトゥンデ・オショティメイン(左)

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11月12日桜美林大学講演

桜美林大学の学生に対し、「女性の地位向上」という題で所長の佐崎が講演を行いました。
講演では、世界における少女の妊娠・出産に関わる問題や、児童婚について説明しました。アフガニスタンやイエメンの少女を例に取り上げ、児童婚によって教育や経済的自立の機会を失うことなどを述べたほか、開発途上国の避妊方法の現状についても触れ、人工妊娠中絶の問題点についても述べました。講義を通して、女性の地位向上のために、ジェンダー平等に向けた女性の多角的なエンパワーメントの重要性を訴えました。
講演後の質疑応答では、所長の語学力など所長の経歴に関する質問も多数寄せられ、意識の高い学生と共に有意義な意見交換を行いました。

活動カレンダー2013年11月(5)

                                      講演中の所長


活動カレンダー2013年11月(6)

                                     講演の様子


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11月8日NPO2050講演

JICA地球ひろばにて所長の佐崎が、国連人口基金のパートナーNGOである、特定非営利法人2050主催の月例講演会でお話をしました。講演では、「開発と女性・国連の活動―成果と課題―」というテーマで、リプロダクティブ・ヘルス/ライツのことや、ジェンダーに基づく暴力、それに対する国連人口基金の活動を紹介しました。
講演終了後には、参加した方々から積極的な質問やコメントが相次ぎ、活発な討論となりました。

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11月7日 UNFPA公開シンポジウム「母親になる少女―思春期の妊娠問題に取り組む」

2013年10月30日発表の国連人口基金(UNFPA)「世界人口白書2013」は、世界の思春期の妊娠の現状やその背景などについて分析し、議論しています。いま、18歳未満で出産している少女は開発途上国で730万人、また世界で320万人の少女が安全でない中絶を受けていると推計されており、これらの少女たちの95%が開発途上国に住んでいます。彼女たちがおかれた社会的・文化的背景や、この現状によってもたらされる影響についても2013年の白書は詳しく述べています。

国や地域によっては、自分の意思で決められない結婚(児童婚など)や、意図しない妊娠、望まない妊娠、そして安全でない人工妊娠中絶、また性感染症などが、これら思春期の少女たちの大きな健康上の問題、また貧困などの社会問題を引き起こしています。そして多くの開発途上国では、結婚や妊娠を自らの意思で決定できない、選択肢のない状況に追いやられている少女たちが多数います。いまだにリプロダクティブ・ヘルス分野のアンメットニーズ(未充足ニーズ)を満たすことができない状態が続いており、その現状を改善することができれば、望まない妊娠を防いで、多くの女性の命や健康を守ることができます。これらは個人の問題として捉えるだけではなく、社会が解決しなければならない重要な課題であります。
そこで、このたびの公開シンポジウムでは、2013年の世界人口白書のテーマを踏まえて、思春期の妊娠に関連する課題をさらに掘り下げ、日本も含めた国際社会がどのようにその解決に向けて取り組むべきなのかを議論したいと思います。

●日 時: 2013年11月7日(木)14:00-16:30
●会 場:国連大学5階エリザベス・ローズ・ホール(最寄り駅:地下鉄・表参道)
●共 催:国連人口基金(UNFPA)、公益財団法人ジョイセフ
●後 援:外務省、国際協力機構(JICA)、人口問題協議会
●協 力:公益財団法人アジア人口・開発協会(APDA)、NPO法人2050、日本大学人口研究所、神戸アジア都市情報センター、一般社団法人日本家族計画協会、国際家族計画連盟


<プログラム>
(敬称略)
                               司会:(ジョイセフ・浅村里紗)
13:30 (開場)受付              
14:00 開会挨拶:石井澄江(公益財団法人ジョイセフ理事長)
14:05 祝辞:武見敬三(参議院議員)    
14:10  世界人口白書2013解説:阿藤 誠(国立社会保障・人口問題研究所名誉所長)
14:40  特別講演:阿部俊子(衆議院議員)
15:00 パネル・ディスカッション:「母親になる少女―思春期の妊娠を考える」
 モデレータ:佐崎淳子:国連人口基金(UNFPA)東京事務所長  
 パネリスト(50音順):
               小貫大輔:東海大学教養学部教授
               小林尚行:国際協力機構(JICA)人間開発部次長
               染矢明日香:避妊啓発団体ピルコン代表
               種部恭子:女性クリニックWe!TOYAMA院長
16:20 ご挨拶 テウォドロス・メレッセ(IPPF事務局長)
16:25 閉会挨拶 逢沢一郎(衆議院議員)
16:30 閉会


FAXかE-mailにてお申し込みください。
定員150名になり次第締め切らせていただきます。
お申込み後の確認メール等はございませんので、
事務局からの特別な連絡が無い限り、当日は直接会場までお越しください。

 参加費用:無 料

 事務局:公益財団法人ジョイセフ(鈴木・石川)
〒162-0843東京都新宿区市谷田町1-10 保健会館新館
電話:03-3268-3172 Fax:03-3235-9776 E-mail:info2@joicfp.or.jp

お申し込みは11月7日(木)までに
 FAX(03‐3235‐9776)か、
 E-mail(info2@joicfp.or.jp)で下記の情報をご記入の上、お送りください。
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ご氏名:

ご所属:


(以下はお差支えなければご記入ください。)
電話番号:

メールアドレス:


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*ご応募いただいた個人情報は、本シンポジウムの運営目的のみに使用いたします。

11月3日 第28回 日本国際保健医療学会学術大会 自由集会 「グローバルエイジングへの国境なき挑戦」講演

名桜大学で行われた第28回日本国際保健医療学会学術大会の自由集会「グローバルエイジングへの国境なき挑戦」にて、所長の佐崎が高齢社会に向けた国連人口基金の取り組みについて講演しました。講演では、高齢者分野における国連人口基金の取り組みとして、昨年発行した高齢化に関するレポートや行ったシンポジウムについて報告し、また国連人口基金が活動を行っている例として中国・マレーシア・タイにおける支援を紹介しました。この集会では、エチオピア、スリランカ、タイの高齢者に関連する発表やグローバル・エージング・スタディ・グループ(GASG)の結成についての報告もありました。

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